どうも、はじめまして。現役介護福祉士のtakezoです。
私は営業職から介護業界へ転職し現在15年目です。
医療器販売の営業、介護老人保健施設、有料老人ホームといったこれまでの経験をもとに介護を中心とした情報を発信しています。
宜しくお願いいたします。
それでは本題です。
介護士の方で
「事例研究の発表や勉強会の発表で緊張をしてしまい
上手く話せなくて嫌だ(◞‸◟)」
と悩みを抱えている方は多いのでないでしょうか?
私はまさに極度のあがり症で
発表が大の苦手です。
今回はそんな私でも何とか克服をしてきた
【介護士が事例発表や勉強会の発表で緊張しない方法】
について解説をしたいと思います。
Contents
介護士はなぜ事例発表や勉強会の発表で緊張をしてしまうのか?
介護士のお仕事には主な仕事内容である「介助」の他にも様々な業務があります。
例えば
委員会(安全対策や虐待防止など)での業務であったり
担当ご利用者に関わる書類作成や管理(ケア内容シートの作成や必要物品管理など)があります。
その中で
事例発表や勉強会の発表といった
あまり経験をする機会のないお仕事もあります。
介護士のお仕事はご利用者やご家族または他スタッフとのコミュニケーションを必要としますが
多数の人に話をするプレゼンテーションを行うという機会は殆どないです。
その為に私を含めて苦手と感じている
または「絶対に嫌だ!!」と思っている方も多いかと思います。
当然です。
慣れないことは嫌ですし
私自身が学生時代からずっと苦手にしていた分野が人前で話すということでした。
すぐに顔が赤くなってしまいますし、手足も微妙に震えてしまいます。
なぜ私を含めた介護士がそういった発表の場で緊張してしまうのか
苦手意識を感じてしまうのか?
それは「発表という経験値(機会)が少なすぎる」という事です。
では緊張をしてしまう主な理由について紹介をします。
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緊張をしてしまう理由
①発表という経験が少なすぎる
介護士の方で事例研究や勉強会の発表、他に大勢の聴衆の前で話をした経験は何度あるでしょうか?
数回か、無いという方もいるかと思います。
学生時代を振り返って考えてみても、よっぽど生徒会長に立候補するような人でない限り
「これまでに発表や演説の機会が多かったので、私は人前で話すことは慣れている」という方は少ないです。
正しい発表を教わる機会も、発表の経験をしたとしてその後フィードバックをして発表を練り直すという機会を殆ど経験してこなかったからです。
つまりは、介護士で発表という機会が設けられるまでに圧倒的に
大勢の聴衆の前で発表する機会が少なすぎるのです。
介助にして、漫才にしても、野球にしても
いきなり最初から出来る人はいないはずです。
何度も練習に練習を重ねて上手く上達するわけですから
発表の経験値が少なく緊張をしてしまうのは当然の事なのですね。
②周りの評価を気にし過ぎる
2つ目に緊張の理由として挙げられるのは「周りの評価を気にしすぎる」ということです。
社会心理学において緊張とは「社会的評価場面として、他者を意識してしまうことに由来する」とされています。
周りの人、大勢の聴衆が自分の事をどう見ているのかを意識をし過ぎて緊張が発生し増大してしまうのです。
介護士の事例研究などでは、上司の介護士や施設長が見ているケースが殆どであり
介護士に限らず人間は「自分を良く見せたい」「上司に評価をしてもらいたい」という気持ちが
当然でますので、そうなれば「失敗はできない」「この発表内容で大丈夫なのか」という
心配や不安にも繋がり、余計に心配が助長をしてしまうという悪循環に繋がりやすいというわけです。
③自分の話に自信がない
事例発表や勉強会の発表という特別な場面だけでなく
カンファレンスや会議などの場面において、強い緊張を感じたことはありますよね。
大体そのような強い緊張を感じた時は
「この話した内容であっているのか?」「相手に自分の言いたいことが伝わっているのか?」
と不安を感じながら自信がなく話していたのではないでしょうか?
介護士の方に限らず、大人子供を含めた人間は自信を持っている時ほど堂々と話せるものです。
逆に少しでも準備が足らず発言に根拠がない内容だと自信がなく緊張に繋がってしまい
発言・発表自体についても弱々しく、自信の無いものになってしまうわけです。
事例発表や勉強会の発表で緊張しない方法
ではこれまでに緊張する理由について紹介をしましたが、
緊張を克服し介護士の方が発表でうまくいくコツについて紹介をします。
①十分に発表の準備をする
まず1番目に挙げる緊張しない方法として「十分に発表の準備をする」という内容です。
緊張しないためには場数を踏むしかないということで、とにかく発表の練習をして経験値を積むことです。
大勢の聴衆の前で練習はできませんが、家族の前や他スタッフの前で練習をすることは可能です。
練習の積み重ねが自信に繋がり、「ここまで練習して失敗したなら仕方がない」くらいまで行くと
良い意味で開き直ることもできます。
具体的な練習方法としては
・座ってではなく発表を想定して立って何度も練習をする
・発表内容を丸暗記するのでなく、原稿内容にアドリブを言えるようにする
・家族や他スタッフのまえで練習する
・鏡の前で表情を意識しながら練習する
・本番さながらに時間設定をして練習し、何かのトラブルも想定して行う。
常に発表を想定しながら、その場の状況を考えて練習することで慣れが生じ自信が出るでしょう。
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②普段からプレゼン力を鍛える
2番目に紹介するのは「普段からプレゼン力を鍛える」という方法です。
この方法は子育てにも活用されている方法です。
人間のほとんどは話すことに苦手意識を感じていると言われており、
また、「プレゼンが上手いかどうかは能力やセンスでなく『技術』であり、筋トレや楽器の稽古のように練習さえすれば誰でも上手になれる」と言われています。
アメリカでは子供のころからプレゼンをする機会、人前で発表をする機会を多く与えられプレゼン力を徹底的に鍛えているそうです。
子供・大人にも通用する普段からプレゼン力を鍛える方法として
・家族に「どんな一日だったか、どんなことがあったか」を話す
・普段からしっかりと声をだして話す
・普段から相手の目を見て話す
・「語彙力」を高める…プレゼンでは語彙力が高いほうが圧倒的に面白みを増します、普段から読書などをして様々な言葉に触れる機会を増やすことで語彙力が磨かれます。
・「型」と使う…話には[始まり・真ん中・終わり]といった構成があります。常に話を構成である「型」を意識するとプレゼン力に繋がります。
子供だけでなく大人も普段から
このような内容を意識することでプレゼン力が次第に磨かれていきます。
③他者評価を気にしない
これも非常に重要なことだと感じます。
練習を積み重ねて自信ができて、いざ発表となって
周りの評価を気にし過ぎて本来の実力(発表)が発揮できなければ
勿体ないですよね。
発表の際は、他者の評価は気にせず
自己評価だけを意識するようにしましょう。
過去の自分よりどれほど上手くなったか?
どれほど上達して成長が出来たのか?
他者評価とはあくまで他者の評価であって
同じ内容でも評価をする人もいれば否定的な評価もする人もいて様々です。
全員が同じような評価をするなんて不可能でありますか、そもそも他者評価を意識せず
自分のなかでの評価を考えるようにしましょう。
ただし、発表時の評価として色々な意見が得られると思うので、
その内容については、今後の自分の為にも参考に改善につなげていけばいいと思います。
いざ発表をしてみよう
介護士の方が事例発表や勉強会の発表で緊張をしてしまう理由について、
また、それを克服するための緊張しないための方法について
今回はお話しをさせて頂きました。
如何であったでしょうか?
私自身、冒頭でお話をしたように極度のあがり症であり緊張を直ぐにしてしまう人間です
しかしながら、緊張する理由や緊張しないための方法・準備を行うことで
発表する技術や緊張しない技術は身に付き磨かれます。
色々な分野で活躍されている方は、そういった努力や経験を積み重ねて
結果を導きだせていますので
これからも私自身もプレゼン力を磨いていきたいと思っています。
介護士の方でこれからそういった事例研究や勉強会または会議などでの発表など
あるかと思いますが、是非今回の内容を参考にしていただけば幸いです。
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