どうも、はじめまして。現役介護福祉士のtakezoです。
私は営業職から介護業界へ転職し現在15年目です。
医療器販売の営業、介護老人保健施設、有料老人ホームといったこれまでの経験をもとに介護を中心とした情報を発信しています。
宜しくお願いいたします。
それでは本題です。
介護の仕事をしていて
「疲れが取れない」「イライラする」「眠れない」「肩こりが治らない」
などなどの身体の不調を感じる事はないですか?
それはもしかして、自律神経の乱れかもしれません。
今回は『介護に大切な自律神経の整え方』についてお話をします。
Contents
自律神経とは何か?
自律神経は私たちの身体を維持するうえで
非常に大切な役割をもっていると言われていますが、
実際に自律神経が何なのかをまずはじめに理解をしておきたいですね。
自律神経とは交感神経と副交感神経が相互に作用してなりたっています、
たとえば仕事などで興奮・緊張している時には交感神経が優位になり
家でリラックスしている時には副交感神経は優位になっているのです。
自律神経は心臓や腸の動き、排泄や免疫機能にも関わっているため、
好感神経と副交感神経がバランスが非常に大事で
どちらかに偏りすぎると自律神経が乱れてしまい
「イライラする」「肩こりが治らない」「眠れない」
などの身体の不調に繋がってしまうというわけです。
特に介護士さんは夜勤がある変則勤務であったり、
感情をコントロールをする感情労働であり
ストレスもためやすく自律神経を乱しやすいと言われています。
逆に言うと、自律神経を常に正常に整えることができていれば
身体が毎日元気に働き楽しく過ごせるというわけです
では具体的に介護士が何をしてしまうと
自律神経を乱してしまうのかをご紹介します。
介護士が自律神経を乱す原因
①昼夜逆転などの不規則な生活
私たちの体は、「サーガディアンリズム」という規則的な生体リズムのもと、
さまざまな器官がその役割を果たしています。
しかし、慢性的な睡眠不足や栄養バランスの偏った食生活、昼夜逆転の生活といった不規則な生活習慣を送り続けてしまうと生体リズムが狂い、
自律神経のバランスも乱れてしまいます。
介護の仕事は夜勤があったり、食事時間も不規則になったりと
普通の生体リズムに反して生活をしてしまっているわけで
自律神経を乱す元凶となっているわけです。
しかしながら、諦める必要はないです。
実視神経を乱しやすいというだけで、
介護士さんの工夫次第で自律神経を整えることができますので
後の自律神経を整える方法で紹介しますね。
②仕事による精神的・肉体的ストレス
人それぞれですが、介護の仕事をしていると様々なストレスを感じています。
人間関係であったり、仕事のプレッシャー、緊張といったものだけでなく、過労やケガ、温度、音、光などが原因のストレスも、自律神経の乱れを引き起こしやすくします。
介護の仕事はご利用者さんに理不尽な要望や訴えを言われることもありますので、
そういったときにもストレスが強くなり自律神経のバランスが崩れてしまいます。
交感神経と副交感神経のバランスがうまい具合にとれていると
多少のストレスを感じていたとしても問題がないのですが、
ストレスを感じすぎてしまうと自律神経が乱れてしまい身体に不調が出てしまいます。
③心身の疾患
ストレスや生活習慣だけでなく、心身の疾患が原因となって自律神経のバランスを乱してしまうこともあります。
過剰な精神的・身体的ストレスが原因となって発症する自律神経失調症は、
元々乱れがちだった自律神経がさらに乱れてしまう、という悪循環に陥ってしまう疾患。
また、更年期障害は、女性ホルモンの分泌が急激に減少し、自律神経が乱れてしまう疾患です。
症状としては突然のほてりやのぼせ、めまいや頭痛などの不調が挙げられます。
では原因を理解したうえで、
介護士さんが自律神経を整える方法を具体的に紹介します。
3,介護士が自律神経を整える方法
①良質な睡眠をとる
自律神経を整えるうえで良質の睡眠を得ることは非常に大切です。
人間の身体は夜間はリラックスモードの副交感神経を優位にし、
日中は活動モードの交感神経を優位にすることでバランスを保っていますので
夜間帯は出来るだけリラックスし良眠することで自律神経が整います。
夜勤がある介護士ではありますが、可能な限り夜勤以外の日は22時~6時は寝ていることが
望ましいと考えられています。
介護士が最高の睡眠を得る、具体的な方法とは
- 就寝90分前の入浴
- 就寝前はスマホを見ない
- 就寝環境を整える
- 起床時は太陽光を浴びる
- 起床後は読書など朝活をする
詳しくは『介護士 最高の睡眠』
で書いていますので興味のある方はぜひご覧ください。
②運動をする
介護士の方は日ごろから業務において
十分に身体を動かしていると思いますが、
軽い運動のジョギングや筋トレ、またはストレッチを行うことで
自律神経が整うと言われています。
私は実際に筋トレを日課としていますが、「爽快感・達成感」が得られること実感しいています、
また筋トレをすると自己肯定感(自分のことが好きになる感情)
が高まることも最近では証明されており自律神経が整うとされています。
そして仕事中にイライラしてしまった時に自律神経を整える対処法としては
階段を昇降する、トイレに行くなどして気分を切り替えるなどの方法があります。
③メンタルケアができる趣味を取り入れる
これまでお話をしたように、心と自律神経の関係は密接です。
心のストレスが感じすぎてしまうと交換神経が優位になりすぎて自律神経が乱れます。
自律神経を整えるのに効果があると言われている行為にに
「運動・睡眠・人とのコミュニケーション・笑う・入浴・瞑想」といわれています。
逆に自律神経を乱す行為として
「飲酒・昼夜逆転・ギャンブル・嫌いな人との付き合い」などです。
なので、効果があるとされる行為の組み合わせを趣味に繋げていけると
メンタルケアができ自律神経が整ういうわけです。
たとえば、山登り、温泉旅行、カラオケ、釣り、演劇を見に行く、映画鑑賞などです。
人それぞれ違うかもしれませんが、できれば外気にふれる気分転換に繋がるものがいいですよ。
実際に私は釣り、筋トレ、ジョギング、読書などを行っています。
職場に恵まれなければ転職を考えよう!
介護の仕事は自律神経が乱れやすい仕事ではありますが、
良き職場に出会うことができれば改善ができますし
毎日楽しくやりがいをもって介護という仕事に取り組む事ができます。
私自身もこれまでに介護の仕事をしてきて体の不調を感じてきました。
そしてこのままではダメだと思い、体の為に色々な本を読み
体の不調を改善してきたつもりです。
今回はその中でも自律神経を整えるために役立った
「睡眠」と「自律神経」の本について紹介します。
とても参考になり読みやすいです。
興味のある方は是非読んでみてください。
また今働いている介護現場ではどうしようもなく
「辛い」「辞めたい」とお思いであれば
無理をせずに転職を考えた方が良いかと考えます。
転職をする際には
【転職エージェント】の活用をおすすめします。
1つ目が『きらケア介護求人』
介護の仕事は一人で出来ないからこそ、【きらケア】さんは一緒に働く人との相性を大事にしています。給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職のサポートをしてくれます。気の合う仲間と働くことで仕事のストレスを軽減し長期的に働く、はたらく時間をより良いモノに変える転職に全力で注いでくれます。
2つ目が『しろくま介護ナビ』
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介護求人に特化した転職サイトですので、
是非活用して転職に活かしてみてください。
さいごに
今回は『介護士に大切な自律神経を整え方』についてお話をしました
介護士の自律神経が乱れる原因としては
①昼夜逆転などの不規則な生活②仕事による精神的・肉体的ストレス③心身の疾患
がありました。
そして介護士の自律神経を整える方法は
①良質な睡眠をとる②運動をする③メンタルケアができる趣味を取り入れる
介護士さんが楽しく人生を送っていけるよに
これらを試しながら自律神経を整えて、楽しく無理をせずに
これからも適度に頑張っていきましょう。
今回もありがとうございました!!!