どうも、はじめまして。現役介護福祉士のtakezoです。
私は営業職から介護業界へ転職し現在15年目です。
医療器販売の営業、介護老人保健施設、有料老人ホームといったこれまでの経験をもとに介護を中心とした情報を発信しています。
宜しくお願いいたします。
それでは本題です。
介護士に限らず転職回数が多いと
「どうせ採用しても、すぐに辞めてしまうんじゃないの?」
と思われ不採用になるのではいかと
不安に思っている方も多いのではないでしょうか。
でも!そんな心配はいりません。
転職回数は工夫や努力次第で採用に有利に働かせることが可能です。
今回は『転職回数の多い介護士が転職で有利にする方法』
についてお話をします。
Contents
介護業界は離職率が高く、そもそも転職回数を気にする必要はない!
介護士に限らず、転職を何度も繰り返していると
転職活動をする際に採用側より
「何度も転職しているからどうせすぐに辞めるだろう、採用を見送ろう!」
などと思われているのでは無いかと心配や不安が大きくなりますよね。
しかしながら、介護業界では特に離職率が高く
転職回数をそこまで心配、気にする必要はありません。
短期間での転職は不利に働くかもしれませんが、
ある程度の期間働いているのであればむしろ転職を繰り返して得られる経験などが有利に働き
転職先で活かされる可能性が高くなります。
何が言いたいかというと
転職回数を有利に働かすも不利に働かすも
それは転職活動をする介護士自身の腕次第であるということです。
今回提案する『転職回数が多い介護士が転職を有利にする方法』を紹介する前に
転職回数は気にする必要がないとは言いましたが、
一般的に転職回数が多いとどう思われてしまうのかを先に説明をしたいと思います。
転職回数が多いと採用側にどう思われてしまうのか?
①飽きやすい性格
採用側に転職回数が多い人の印象としてはじめに頭に浮かぶのは
「この人は何をしてもすぐに辞めるのではないのか?」「飽きやすいのではないのか?」
などの飽きやすい性格といったイメージでしょう。
昔の日本では終身雇用が当たり前であり
「石の上にも3年」といった粘り強く我慢をする
といった精神論がありました。
採用担当や人事担当の方が年配である場合は特にそういった
飽きやすい性格ではないのかと思われてしまう事も多いかと思います。
実際に私も1年半という転職経験が2回ありますが、
面接の際には必ずその理由を聞かれましたよ。
②人付き合いが苦手
次に挙げるのが「この人は人付き合いが苦手であり、良好な人間関係を築けない人ではないのか」
といったマイナスの印象です。
離職原因のトップにあがってくる「人間関係」ではありますが、
離職する人に対しても人格的に問題があるのではないのかと思われてしまうのが現状です。
正当な理由があるにしても、採用側ははじめは書面での
転職回数での印象でしか、その人を見れないわけですから、
いかにその理由を説明する必要性があるのか
転職理由の重要性に気が付けるはずです。
③チャレンジ精神が旺盛
ここまではマイナスイメージを言いましたが、
次にあげるのはプラスの「チャレンジ精神が旺盛」というイメージです。
転職回数が多いという事は、何事にも現状に満足せずに
スキルアップを目指して常にチャレンジをしているといったイメージでも捉えられます。
また行動力や環境の変化にも強いといったイメージも持たれるかと思います。
転職回数が多いということは決してマイナスイメージだけではないといったことを覚えておいてください。
しかしながらマイナスイメージがあることは事実であり、
採用側の持っているマイナスイメージを
いかに払しょくをしてプラスイメージに変えられるのかがカギというわけです。
では本題の「介護士が転職回数を有利に働かせる方法」について紹介をします。
介護士が転職回数を有利に働かせる方法
①転職回数を経験値と捉える
まず転職回数が多い介護士さんは意識的な部分として
転職回数を介護士としての経験値として捉えることが大切です。
転職回数が多い事はメリットであり、
1つの施設しか知らない介護士さんと比べて
5つの施設を経験している介護士さんだと
介護施設における[あたりまえ]の認識が異なります。
どういうことかというと、新卒でその介護施設しか知らない生え抜きの人が
当たり前の事と思い込んでいることが実はその介護施設だけの特徴であった
ということは良くある話です。
転職回数が多いということは経験の豊富さに繋がっているということです、
転職をしていない介護士さんにはない経験をたくさん積んできているのだという
認識を自身でも持っておくべきなのです。
②転職回数をポジティブに説明する
転職回数を経験値として捉えることができれば
次は転職回数をポジティブに説明できるようにしましょう。
いくら素晴らしい介護士としての経験があったとして
それをいかにうまく相手に分かり易く説明できなければ意味がありません。
給与面や人間関係、介護環境面を理由に退職した場合でも
ありのまま相手に伝えるのでなく、
「これまでの介護の経験をもとに、より良い環境で介護が提供できるように自身のキャリアアップを考え転職をしました」
などとプラスの言い回しに変換して伝えるのです。
転職を繰り返してどのようなスキルを身に付けたのか、何を目指して転職を繰り返してきたのかを
説明していきましょう。
たとえば
「これまでは有料老人ホームにて認知症に特化した介護を主に従事してきました、これからは認知症予防に目をむけてデイサービスでこれまでの認知症ケアの経験を活かしたくスキルアップのため転職を考えました。」
など、出来るだけポジティブな表現をすると好印象に繋がります。
また介護士としてのキャリアアッププランを上手く説明しながら
これまでの転職理由も説明できれば更に良いと思います。
「これまでは在宅、介護施設での介護を経験してきました。これからはケアマネジャーの仕事をキャリアプランとして、地域に密着したケアが行える御社にてお仕事がしたいと考え志望をさせていただきました」
などと説明するとよいでしょう。
それぞれの転職回数や転職してきた施設形態によっても
理由は様々になるかとおもいますが、
理由1つで採用側に与える印象がグッと変わってきます。
③転職経験で貢献できることを伝える
そして大切なのがいかに転職した経験を次の施設に活かすことができるのかという説明です。
採用側からしたら採用することでどんなメリットがあるのかを考えて採用を決めます。
介護施設には施設特有のやり方があったりします、それはいい部分も悪い部分もあります。
良い部分も悪い部分に指標として経験という情報を提供できることで
よりよい介護へむけた貢献ができます。
転職回数をいかにプラスのイメージに変換させるかが肝というわけです。
転職回数が多いも少ないも伝える介護士さんの工夫一つで変わってくる、
有利に働かせる事ができるということです。
転職を成功させるためのおすすめ転職エージェント!
では実際に転職を成功させるためには
転職エージェント・転職サイトを活用するといいですよ。
わたしが介護派遣の転職エージェントとしておすすめするのは
1つ目が『きらケア介護求人』
介護の仕事は一人で出来ないからこそ、【きらケア】さんは一緒に働く人との相性を大事にしています。給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職のサポートをしてくれます。気の合う仲間と働くことで仕事のストレスを軽減し長期的に働く、はたらく時間をより良いモノに変える転職に全力で注いでくれます。
2つ目が『しろくま介護ナビ』
残業が少なく、有休がとりやすい、名前のように「ホワイトな求人」を取り扱っている転職支援サービスです。コーディネーターの方が求人者と一緒に二人三脚で笑顔になれる職場をさがしてくれます。
3つ目が『かいご畑』
かいご畑さんで掲載されている派遣求人で就業が決定した場合には、介護の資格講座が0円になる「キャリアアップ応援制度」が利用できるのが特長です。介護資格が無い方から、介護経験者まで幅広い方が対象になっており介護士さんにとって優しい介護専門転職サイトです、こちらもコーディネーターの方が一緒によりよい条件に合った職場を探してくれますよ。
できれば複数登録しておくことをおすすめします。
3つともに介護求人に特化した転職サイトですので、
是非活用して転職に活かしてみてください。
さいごに
今回は『転職回数が多い介護士が転職で有利にする方法』をお話をしました。
まず転職回数が多いとどう思われてしまうのか?
①飽きやすい性格②人付き合いが苦手③チャレンジ精神が旺盛
といったイメージでしたね。
そして、介護士が転職回数について有利に働かせる方法としては
①転職回数を経験値と捉える②転職理由をしっかりと説明できるようにする③転職経験で貢献できることを伝える
でした。当たり前のようで意外とできていないことも多いかと思います。
出来るだけ転職回数を有利に働かせ転職に成功することを望んでいます。
介護の仕事は身体も精神も疲弊しがちですが、やりがいのある仕事であります。
これからもお互いに無理をせず適度に頑張っていきましょうね。
今回もありがとうございました。