介護士のスキルアップ

介護職必見!超簡単「年間目標」「個人目標」の書き方について具体例を紹介します

どうもはじめまして。

元営業マンで15年目現役介護福祉士のtakezoです。

介護士の方が不安や悩みを解消し人生を豊かにするための方法について発信をしています。

それでは本題です。

毎年3月頃になると次年度の目標を書きますよね。

「あ~!何て書いたらいいのか分からないよ~!!」

「そもそも年間目標ってなんやねん!!」

と頭を抱えている介護士さんも多いのかと思います。

 

今回はそんな悩み解決するため

介護士の「年間目標」「個人目標」について

具体例を作成しましたのでご覧ください(^^♪

 



「年間目標」「個人目標」の具体例

では早速ですが、「年間目標」や「個人目標」の

作成する意義など難しい事を説明する前に具体例について紹介します。

具体例①

フロア目標である「アクティビティの充実を図る」を達成する為に、行事委員として毎月1回のフロア内イベントを企画していきます。イベントを工夫し四季折々な内容にすることで、利用者様に季節感を味わって頂きます。

 

具体例②

フロア目標である「利用者様に安心安全な暮らしを提供する」を達成する為に、リスクマネジメント委員として毎月事故報告書とヒヤリハット報告書を集計し分析を行います。分析の結果をフロアへフィードバックし事故防止策を提案の上、前年度(事故45件)より事故発生減少を目指します。また些細な事に気付き事故を未然に防いでいけるようにヒヤリハット報告書(前年度50件)は増加していくように毎月1日に発信していきます。

 

具体例③

施設目標である「介護士ひとりひとりのスキルアップを実現する」を達成する為に、毎月1回の施設内研修への参加と年間2回の外部研修に参加します。外部研修については認知症ケアに役立つ「ユマニチュード」と「急変時対応」への参加を予定し、自身の介護士としてのスキルアップに繋げます。

 

具体例④

フロア目標である「利用者様のADL維持と向上を図る」を達成する為に、リハビリスタッフと連携し上半期までに担当利用者様のフロア内リハビリを導入します。毎月モニタリングを行い、リハビリスタッフと連携を密に事故の防止に努めます。

 

具体例⑤

フロア目標である「介護士ひとりひとりの接遇マナーの向上を図る」を達成する為に、施設内研修である「接遇マナー研修(8月)」と外部研修である「ビジネスマナー研修(10月)」に参加する。接遇マナー5原則である【①挨拶②身だしなみ③言葉遣い④表情⑤態度】を出勤前に確認し、退勤前には必ず振り返りを行っていく。

いかがでしょうか?

5つの具体例を上げましたが、

介護士一人一人によっても施設によっても違ってくるかと思います。

5つの具体例は全て内容が違いますが共通点があります。

それは「3つのW」と「数字」を取り入れているという事。

この「3つのW」と「数字」を意識すると

「年間目標」や「個人目標」の作成がとっても分かり易くなります。

目標作成が簡単になる「3つのW」と「数字」とは?

「3つのW」とは…

「①What(何を?)」「②When(いつ?いつまでに?)」「③Why(なぜ?根拠は?)」

「数字」とは…

達成できたかできなかったかを評価するための具体的な数字のこと。研修の回数や事故件数など。

例えば具体例⑤で例えるならば

「①What(何を?)」⇒施設内研修である「接遇マナー研修」と外部研修である「ビジネスマナー研修」に参加し接遇マナーの向上を図る

「②When(いつ?いつまでに?)」⇒「接遇マナー研修(8月)」と外部研修である「ビジネスマナー研修(10月)」に

「③Why(なぜ?根拠は?)」⇒フロア目標である「介護士ひとりひとりの接遇マナーの向上を図る」を達成する為に

「数字」⇒8月と10月の年2回。接遇マナー5原則である【①挨拶②身だしなみ③言葉遣い④表情⑤態度】

となります。

そしてより具体的にするために「接遇マナー5原則である【①挨拶②身だしなみ③言葉遣い④表情⑤態度】を出勤前に確認し、退勤前には必ず振り返りを行っていく。」といった内容を付け加える。

 

「3つのW」と「数字」を取り入れることで

目的意識が分かり易く、特に数字をいれることでより具体的になり

年度終了後に何が達成できたのかできていないのかの自分も上司も評価がしやすくなります。

とっても簡単です。

何故そもそも目標が必要なのか?

でも簡単とは言いましたが、

毎年書かされる中で皆さん面倒くさいと思っていませんか?

私もぶっちゃけ面倒くさいと思っています。

ではそもそも、

なぜ目標なんて面倒くさいものが必要なのか。

それは組織を運営していくためには

「向かう方向性」「モチベーション」「進捗の可視化」の為に必要だからであり、

組織から個人へ段階的に目標が下りてくるからです。

 

一般的に施設の目標があり、その下に各部署(フロア)の目標があります。

そしてその下に個別(介護士)の目標があるのです。

施設の目標が段階的に介護士ひとりひとりの目標に落とし込まれていくというわけです。

なので介護士一人ひとりの個人目標が達成しなければ施設の目標も達成しません。

逆を言えば施設と介護士の気持ちが揃っていなければ

目標達成なんて不可能をいうことですね。

なので面倒くさいけども

介護士として仕事をするうえで

施設目標や個人目標はとても大切というわけです。

目標を達成し介護士人生を楽しく生きよう!

目標設定は面倒くさいですが

個人がスキルアップしていくためにはとても重要だと感じます。

介護という仕事内容に限らず、

私生活においても

「知識を増やすために毎月1冊の読書をする」

「健康維持のために週に2回の筋トレをする」

「より豊かになるために副業の勉強をする」

など何でも良いと思います。目標を掲げる事で直ぐに達成できなくても

無駄にはならないはずです。わたしはそう信じています。私も頑張ります。

目標に向かって介護士人生を楽しいものにしていきましょう!!

さいごに

さいごに

いくら目標に向かって頑張っていても

自分に合わない職場やブラックな職場というものは存在します。

そんな時には転職を視野に考えてみてはいかがでしょうか?

そして転職する際には転職エージェントの利用をおすすめします。

私がおすすめする【転職エージェント】は

1つ目が『きらケア介護求人』

介護の仕事は一人で出来ないからこそ、【きらケア】さんは一緒に働く人との相性を大事にしています。給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職のサポートをしてくれます。気の合う仲間と働くことで仕事のストレスを軽減し長期的に働く、はたらく時間をより良いモノに変える転職に全力で注いでくれます。


2つ目が『しろくま介護ナビ』

残業が少なく、有休がとりやすい、名前のように「ホワイトな求人」を取り扱っている転職支援サービスです。コーディネーターの方が求人者と一緒に二人三脚で笑顔になれる職場をさがしてくれます。


 

3つ目が『かいご畑』

かいご畑さんで掲載されている派遣求人で就業が決定した場合には、介護の資格講座が0円になる「キャリアアップ応援制度」が利用できるのが特長です。介護資格が無い方から、介護経験者まで幅広い方が対象になっており介護士さんにとって優しい介護専門転職サイトです、こちらもコーディネーターの方が一緒によりよい条件に合った職場を探してくれますよ。


転職エージェントは会社によって求人数など特徴や良さがそれぞれ違いますので

いくつか登録しておくと便利です。

それでは最後まで

『介護職必見!「年間目標」「個人目標」の書き方について具体例を紹介します』

を読んでいただきありがとうございました。

より豊かな介護士人生に役立てていただけると幸いです。

 

ABOUT ME
takezo
元営業マンの15年超現役介護福祉士。「良い介護をするには、介護士に笑顔を!」をモットーに介護士がうまくいく方法や考え方を発信しています。【経歴】大学卒業後に営業職を経験し介護士へ転職⇒介護老人保健施設や有料老人ホームでフロアリーダーを経験。介護士の人生が豊かになることを望んでいます。
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