どうも、はじめまして。現役介護福祉士のtakezoです。
私は営業職から介護業界へ転職し現在15年目です。
医療器販売の営業、介護老人保健施設、有料老人ホームといったこれまでの経験から『良い介護をするには、介護士に笑顔を!』をモットーに介護士の方へ向けた情報を発信しています。介護士の人生が豊かになることを望んでいます。
宜しくお願いいたします。
それでは本題です。
介護の仕事をしていて
「介護士として人生が楽しくない!」
「介護士を選んで果たして正解だったのか?」
と悩み、不安を抱えている介護士さんも多いのではないでしょうか。
私も同じように今まで悩んできたことは山のようにあります。
そのように介護士としての自分の人生に不安を感じてしまう最大の原因は
【自尊心】の低下によるものです。
日々の考え方を変えて習慣とすることで
自尊心を高めて介護士としての人生を楽しくさせる事は可能です。
今回は自尊心を高めるための
『介護士のうまくいく考え方』を3つ紹介したいと思います。
Contents
人生がうまくいかないのは【自尊心】の低下が原因である
介護士として働いていて人生が楽しくない、
もしもそのように思って日々過ごしているのであれば
それは自尊心が低下していることが原因だと考えられます。
【自尊心】
それは、自分自身の事を好きになり自分は素晴らしい人生を歩んでいるんだというキモチののことであります。
介護士の方は夜勤などの交代勤務による体内リズムの狂い、自律神経の不整、介助などの肉体労働で生じる肉体的疲労、ご利用者の対応などで感情を抑制する感情労働による精神的疲労、人間関係など様々な因子が絡み合い肉体的も精神的にも疲弊をきたします。
疲弊をきたすとどうなるか?
どうしても考え方がネガティブになりマイナス思考な考え方へと変わります。
考え方が悪化してしまうと【自尊心】が低下してしまい
介護士としての人生に不満を抱えてしまうのです。
【自尊心】は人間が人生を歩むうえでとても大切です。
特に肉体的にも精神的にも疲労をしやすい介護士さんにとって
自尊心を高めて人生を楽しくしていくことは欠かしてはいけない事なのです。
自尊心の向上は絶対不可欠です。
【自尊心】を高めるには考え方を変える
介護士の方は日々の仕事の中でどうしても【自尊心】が低下しやすいということはご理解頂けたかと思います。
しかしながら【自尊心】は日々の考え方を変える事で
考え方を一工夫することで高めていくことが可能なんです。
日々の介護という仕事の大変さはなかなか変えることが出来ないかもしれませんが、
考え方を変える事で自尊心が高まり介護士として人生を楽しいと思えて
介護士としての自身の存在価値を見出していけるようになるのです。
今回は【自尊心】を高まるための『介護士のうまくいく考え方』として3つ
「自分への不満を口にしない」「他の介護士さんへの期待を持たない」「完ぺきをもとめない」を紹介したいと思います。
介護士のうまくいく考え方
①「自分への不満を口にしない」
介護士として働いて不満を口にしていませんか?
「他の仕事をしている人が羨ましいなあ、どうせ私なんて!」
「なんで介護現場だけがこんな大変な思いばかりしないといけないのよ!」などなど。
不満を口にしてしまうと介護士としての自分が一層みじめに感じてしまい
状況を悪化させてしまいます。
不満が不満を呼び雪だるま方式に大きくなるばかりです。
もしも不満を口に出しそうになれば楽しい事を思い出し口に出すようにしましょう。
なかなか難しい事かも知れませんが、
毎日習慣とすることで不満を口にしにくくなります。
良い事を言うクセをつけてしまい幸せを呼び込むようにしていきましょう。
②「他の介護士さんへの期待を持たない」
介護の仕事をしていると周りも自分の同じように
思うように動いてくれるだろう考えてしまいがちです。
更には介助方法や声掛けの仕方などについても同じように理解してくれているだろうと
介護観までを押し付けて共感を求めてしまっているかもしれません。
だから相手や周りが自分の思うように動かなかったりすると
とても腹がたったりショックを受けてしまったりします。
しかし、どうですか?
みな様々な環境で生活で育ってきており介護経験だって様々です。
自分を全く同じ価値観、介護観で働いている人なんて皆無だと思います。
他の人が違う考え方や行動をとることは当たり前だと考えて、
期待をするのでなく、自分自身がみな違うんだと理解しておくことが必要です。
するとイライラせずに仕事ができるし色々と学びが増えます。
③「完ぺきを求めない」
介護の仕事をして常に完ぺきを求めてしまっていませんか?
それは自分自身に対しても、周りに対しても言える事です。
介護士として完ぺき主義な人は常に理想を高く求めてしまうが故に自分をも周りをも苦しめてしまいます。
例えば、パットの当て方、入浴介助の手順、ご利用者の食事摂取量、アクティビティの企画書や参加の有無、介護方針への決定などなど。
それらが一つでも完ぺきでないと満足できずに
自分へも他人へも価値を見出すことが出来なくなってしまうのです。
介護には丁寧さなどより完ぺきにおこなうことは必要であるが、
どこまでが最低限必要なのかという基準を自分で作り意識することが重要です。
状況によってより完ぺきにすれば良いし、無理なときには最低限のところで満足できるようにしておけば良いのです。
自分自身にも周りの介護士さんにとっても柔軟性をもって介護を行う方が
ご利用者にとってより良い介護ができますし
介護の仕事に余裕をもって向き合うことができます。
考え方を変えて介護士人生を楽しもう!
【自尊心】を高くする為の3つの『介護士のうまくいく考え方』を紹介しましたが、
考え方を工夫したり、変えたりすることで
自尊心は高まり、介護士としての人生の捉え方に変化がうまれ
楽しく生きていくことができます。
私は自分自身でも不安や悩みを解消し
人生を豊かにするために
【自尊心】や【自己肯定感】の本を読んでいます。
その中でも私が参考とし
考え方について役立たせてもらっている本がありますので
紹介をさせていただきます。
項目ごとに分けて書かれているので
とても分かり易く読みやすいです。
興味のある方は是非読んでみてください。
ぜひこれらの考え方を習慣化していきよりよい介護士ライフを送りましょう。
職場に恵まれなければ転職をしよう!
しかしながら自尊心を高めて介護の仕事を頑張っていても
「こんな施設でこれ以上働き続けたくない」と思う職場、
ブラック施設というのは存在します。
そのような時には迷わずに転職を考えて、転職エージェントの活用をおすすめします。
私もこれまでに数回の転職経験がありますし
転職とは悪いモノではなく人生を良くするための転機だと考えています。
私がおすすめする転職エージェントは3つです。
1つ目が『きらケア介護求人』さん
介護の仕事は一人で出来ないからこそ、【きらケア】さんは一緒に働く人との相性を大事にしています。給与などの労働条件だけでなく、職場の雰囲気とも合うことを重視した転職のサポートをしてくれます。気の合う仲間と働くことで仕事のストレスを軽減し長期的に働く、はたらく時間をより良いモノに変える転職に全力で注いでくれます。
2つ目が『しろくま介護ナビ』さん
残業が少なく、有休がとりやすい、名前のように「ホワイトな求人」を取り扱っている転職支援サービスです。コーディネーターの方が求人者と一緒に二人三脚で笑顔になれる職場をさがしてくれます。
3つ目が『かいご畑』さん
かいご畑さんで掲載されている派遣求人で就業が決定した場合には、介護の資格講座が0円になる「キャリアアップ応援制度」が利用できるのが特長です。介護資格が無い方から、介護経験者まで幅広い方が対象になっており介護士さんにとって優しい介護専門転職サイトです、こちらもコーディネーターの方が一緒によりよい条件に合った職場を探してくれますよ。
すべて介護求人に特化した転職サイトですので、
是非活用して転職に活かしてみてください。
またどうしても退職をさせてもらえないといったブラック施設には
『退職代行サービス』の利用も検討してみましょう。
おすすめする転職代行サービスは
退職をしたいと考えた場合におすすめの業者を紹介します。
『退職代行ガーディアン』
ガーディアンは東京労働経済組合が運営する退職代行サービスです。運営元が労働組合なので違法性なく安心して退職の手続きを代行してくれます。
退職代行サービスは一般企業が運営していることが多いですが、ガーディアンは運営元が労働組合であることが特徴です。一般企業が運営する退職代行サービスと同水準の利用料金の安さの上で、弁護士レベルの確実性と合法性の兼ね備えたサービスを受けることができます。
各メディアにも取り上げられている実績があり、利用実績も急増しています。
利用にあたってはメリットとデメリットがありますので
色々と考慮した上で利用を検討してみてください。
さいごに
いかがでしたか?
今回は『介護士のうまくいく考え方⑦』についてお話をしました。
人生がうまくいかないのは【自尊心】の低下が原因であり、
【自尊心】を高めるには考え方を変える必要があります。
そのための介護士の上手くいく考え方として
①「自分への不満を口にしない」
②「他の介護士さんへの期待を持たない」
③「完ぺきをもとめない」
を紹介しました。
このような考え方を取り入れて習慣としていくことで
自尊心を保ち介護士さんの人生が少しでも楽しくなると私は信じています。
介護の仕事は何度も言いますが大変なことが多いかもしれませんが、
それと同時にご利用者(高齢者の方)を笑顔にできたり
人生の最期のステージに携わることが出来るやりがいのある仕事でもあります。
これからも無理をせずに適度に一緒に頑張っていきましょう!
くれぐれも無理だけはぜすに!
今回もありがとうございました!