なぜ介護へ転職したか?
私たけぞーは元々は理系の大学出身でして医療器販売の営業の会社に就職し働いていました。
病院を訪問し、医局でお医者さんを待ち「先生!!この商品を今度使って頂けませんか」と必死の毎日、朝から0時頃まで働くことも多くあったと思います。
1年程経過し
ふと、「俺ってこのままでええんかなぁ??」「たしかに商品を薦めて売れることは嬉しいけど、はたしてこれは仕事として俺が望んできたことか?」と。
大学在籍時にボランティアサークルに所属していた私は身体に障害のある方のお手伝いをする機会があり職業として介護に興味がありました、ただ大学卒業後の仕事として選ぶべきかどうなのか悩んだ末に営業の仕事を選びました。
一度きりの人生、一生懸命に働くならばやりたいことをしよう!!!
介護職への思い
『医療器販売の営業として、手術に必要な商品を薦めてお医者さんに使ってもらうことはやりがいもある。ただ、他社の取り扱う商品などが明らかに自社が取り扱う商品より勝っているときはそのことを理解しながら薦めていくことには疑問を感じる。営業という仕事が嫌だということではなく、介護という仕事はどうだろうか。介護とは身体が思うように動かなくなってきた高齢者や身体が不自由な方に、その方に応じた手助けをすることで「もう私には楽しいこともないしこの先老いていくだけだから」という思いを少しでも払拭し、少しでも楽しい人生を送れる手助けをできれば何と素晴らしい仕事なんだろう』
真剣にこの先の進路に悩んだ末に「やりたいこと=介護」を仕事として転職することを決意しました。
まずはホームヘルパー2級講座を受講
どこまで自分ができるのか本気なのかの確認の為にも、多忙ではありましたが営業の仕事をしながら休みの日にホームヘルパー2級の資格を受講すると決めて無事に取得!!
その後上司に介護職転職のための退職届を提出。当時の上司からは「思い、気持ちは十分に伝わってきたが、介護の仕事は大変じゃないか」と止められたりもしました。
ただ、決意は固かったため揺るぐことなく退職。送別会の時に先輩方から介護に関する本を餞別として頂いたことを今でも思い出します。
こうして私たけぞーは介護という仕事を始めたのでした。